アイコン 唐津市議会は全国の恥 セクハラに大塚稔教育長も議員もノー天気

佐賀県唐津市教育委員会の指導主事のセクハラ問題をめぐり17日、唐津市議会の一般質問で、保守系会派の議席から「(指導主事に)ついていかなければよかったんだ」と、被害を訴えた女性教員を非難するヤジが飛んだ。

 一般質問では、社民党議員が問題発覚後の市教委の対応を追及。
「女性が勇気を持って被害を報告した。仕事への支障など覚悟しての行動だと思うが、どう考えるか」と質したのに対し、女性側の行動を責めるヤジが飛んだ。

この後、答弁に立った大塚稔教育長は「セクハラ行為があったという前提の質問だが、今回の(文書訓戒)処分はセクハラを理由としたものではない。女性が勇気を持ったかどうかは十分に把握していない」と述べた。

市執行部には、部長級の女性幹部はおらず、議場にいた女性は公明党議員1人だけ。
社民党議員の質問中、議席からのオジは絶えず、傍聴した女性は「あまりの品のなさに驚いた。なぜ、こんな問題が起きたのか、一緒に考えるのが議員の役割のはずなのに」と憤っていたという。

今回の問題は、昨年11月、市内のカラオケボックスで指導主事に体を触られるなどセクハラ行為を受けたと女性教員が被害を訴え表面化した。
市教委は、指導主事が酒に酔い、記憶をなくしているために事実確認できないとし、両者が示談するまで処分していなかったという。

大塚教育長は隠蔽を前提にしていたのだろうか。ならば、文書訓戒の理由は何だったのだろうか問いたい。
いくら唐津が田舎といっても許されるものではない。これでは女性を客とするDHCが唐津から逃げてしまうかもしれない。
 松浦佐用姫の伝説の地 唐津、女性をもっと大事にする風土にしなければ、若い女性たちが市から逃げ出し過疎化の一途を辿ることになる。
唐津市議会の常識が問われる。

[ 2015年3月19日 ]
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