アイコン 有明海福岡県産海苔 過去10年で最高記録

福岡県産の養殖のりの今シーズン最後の入札会が柳川市で開かれた。
今シーズンは、好調な取り引きが続き、売上は過去10年でもっとも多くなった。
有明海で生産する今シーズンの福岡県産の養殖のりは、昨年11月から出荷が始まり、14日は、シーズン最後になる10回目の入札会が柳川市の漁連で開かれていて、約3800万枚余りが出品されている。

今シーズンは、品質の良い海苔が取れたことに加え、コンビニ弁当はじめ海苔需要が高いことから取引価格も上がり、先月行われた9回までの入札会の累計の売上高は166億円余りに達した。

これは不作だった昨シーズンの実績を約60億円、率にして56%ほど上回り、この時点で、今シーズンの売り上げは過去10年でもっとも多くなった。
養殖事業者は、昨年は厳しかったこともあり、今年は胸をなでおろしている。
以上、

しかし、佐賀県の諫早湾に近い太良町沿岸の海苔生産は、海流の動きが例年になく鈍く不作に見舞われており、有明海全体が豊作というわけではなかった。
海苔の生産は、天候や気温・海流の流れ、川からの流れ込みなど複雑に絡み合い、色落ちや腐れやすく難しい。
韓国産の海苔産地の一部では、大量に腐れ防止用の液体を養殖地に撒いており、今だ玄界灘一帯の海岸に、20ℓの青いプラ缶があちこちに打ち上げられている。海の汚染とともに残留濃度が非常に心配だ。
 

[ 2015年4月14日 ]
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