アイコン サムスンの今後の命運握る「ギャラクシーS6+エッジ」10日販売開始

サムスンのこれからの命運を占う上で、4月10日に販売開始されるスマホ「ギャラクシーS6」が注目されている。
「ギャラクシーS6とS6エッヂ」は10日、韓国内外で一斉に発売されるが、無線充電機能のほか、改善された指紋認識、500万画素級カメラを搭載、枠をメタルにし、サムスンの「プライド」を見せた製品とされる。

香港の市場調査会社カウンターポイントリサーチは3日「年間5000万台販売」を予測。同社は「消費者の関心が高いエッジが支障なく生産されれば、5500万台の販売も可能」と予想している。

韓国の証券会社も「ギャラクシーS6」が公開された先月初め、販売量を4200万台と見込んだ。しかし、最近では800万台増えた5000万台という予想が出してきている。

売れ行きに関して、業界は「1000万台」を試金石とみている。
「ギャラクシー」の1000万台到達記録はこれまで短縮してきている。
「ギャラクシーS1」は7ヶ月
「ギャラクシーS3」は50日
「ギャラクシーS4」は27日
「ギャラクシーS5」は25日
だった。
今回は「10日で1000万台を突破する」という声も出ている。ハイ投資証券のアナリストは「過去数年間の市場とは違い、年初から低価格フォンの成長が鈍り、高価フォンが再び注目されている」と判断している。

サムスンは「選択と集中」の戦略で、プレミアムフォン市場の復活を狙い、「ギャラクシーS6」の販売国を米国・欧州・韓国など20ヶ国に限定した。従来の製品を120~150ヶ国で販売したのとは対照的となっている。

発売日が迫り、韓国消費者の関心は「補助金」にも向かっている。32GB(ギガバイト)基準で「ギャラクシーS6」の出庫価格は85万8000ウォン(約9万4000円)、「S6エッジ」は97万9000ウォン(約10万円)。

最近iPhoneに押され気味の韓国市場での売れ行きがやはり一番注目されるところだろう。
前回のギャラクシー5は1000万台までは絶好調であったが、その後中折れになってしまった。昨秋販売のノートエッヂも昨年9月に先行して販売されたiPhone6の購入疲れからか、市場では思い通りの販売台数には達しなかった。
こうしたことからも、待望のS6とS6エッヂの販売が、サムスンの今後の命運を占うものとなる。

サムスン スマホ

[ 2015年4月 6日 ]
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