アイコン 甲府市役所 窓枠落下事件 コンクリにサッシ額縁取り付け早過ぎが原因と 竹中工務店

今年2月、甲府市役所の4階部分の窓ガラス1枚が落下した問題で、施工業者などがまとめた報告書の内容を検証する専門家の委員会が開かれ、手順や施工管理に問題があったという認識を示した。

この問題は今年2月、甲府市役所4階の防災課で職員が窓を開けようとしたところ、重さ100キロの窓1枚が枠ごと外れて、約10メートル下の2階の中庭に落ちたもの。
これまでに施工業者(竹中工務店、日本設計、三協立山)などは、原因は施工手順や時間の経過による歪みなど複数の要因によるものだとする報告書を市に提出している。
21日は、専門家が報告書を検証する委員会の3回目の会合が非公開で開かれ、業者側が絞り込んだ原因について検証が行われた。
この中で、現場で施工したコンクリートの床の強度が不十分な状態でサッシを取り付けたため、窓が落下した可能性が高いとして、その手順や施工管理に問題があったという認識を示した。
そのうえで、専門家は庁舎の完成時にサッシの取り付け部分などの詳しい検査をしていれば、落下を防げたのではないかと指摘した。
以上、

当落下事故は、早朝であったため、人的な被害はなかったが、あまり聞かない初歩的な現場の工程管理ミスであろう。コンクリを打った後の固まるまでの養生期間(季節=気温や湿度により異なる)が短かったものと見られる。現場に打ったコンクリはシャブコンではないはずだ。

 

[ 2015年5月22日 ]
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