アイコン 4月の一世帯当たりの消費支出30万480円、実質で▲1.3%減/総務省

総務省が29日発表した4月の2人以上世帯の家計調査によると、1世帯当たりの消費支出は30万480円で、物価変動を除いた実質で前年同月比▲1.3%減となった。3月比では▲5.5%の大幅減少となった。

消費税増税が実施された昨年4月以降、13ヶ月連続のマイナスで、市場予想(3.0%程度のプラス)を大きく下回った。
増税直後の昨年4月は、駆込需要の反動で消費支出が落ち込んだが、今年4月はその水準をさらに下回り、個人消費の低迷が長引いていることが裏付けられた。
 4月は天候不順やサービス関連の消費不振も響き、支出が減少した。

支出の内訳では、リフォームを含む「住居」が▲20.6%減と大幅に落ち込み、教育も▲12.6%減と落ち込んでいる。
一方、増加したのは家具・家事用品の19.5%増だが、支出規模少なく、寄与度も小さい。交通・通信は7.0%増、寄与度も大きかった。
最大の支出項目である食料は3.0%増にとどまったが、5ヶ月ぶりに増加している。。
14年4月は前年同月比▲4.6%減、15年1月は▲5.1%減、15年2月は▲2.9%減、15年3月は▲10.6%減だった。

 

[ 2015年5月29日 ]
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