アイコン 4月の失業率3.3%で0.1Pさらに改善 職種により人手不足深刻に

失業率18年ぶりの低さに
有効求人倍率23年ぶりの高さ

政府が29日発表した労働力調査によると、4月の完全失業率(季節調整値)は3.3%で、前月より0.1ポイント改善した。
改善は3ヶ月連続で、1997年4月(3.2%)以来、18年ぶりの低い水準となった。男女別でみると、男性3.4%、女性3.2%となった。
 完全失業者数は、前月比2万人減の219万人。就業者数は前月比28万人減の6338万人だった。就業も求職もしていない非労働力人口は4,519万人で、前月より35万人増えた。

また、4月の有効求人倍率(季節調整値)は、1.17倍で前月比0.02ポイント上昇した。前月に続き、1992年3月の1.19倍以来、約23年ぶりとなる高い水準を維持した。
仕事を探している人より求人数が多いことを意味する1倍台は18ヶ月連続。
正社員の有効求人倍率(同)は0.72倍で前月比0.01ポイント増だった。
以上、

有効求人倍率がここまで上がれば、職種により人で不足が深刻になっていることをも意味する。
日本では労働運動による賃上げは100年前に死語となったが、以来実質賃金は下がり続けてきたものの、現在、企業は、人手不足という難問に、賃上げせざるを得なくなってきている。労働力需給のバランスが一気に崩れかけてきている。
賃上げしない・できない新3K業種はさらに人手不足は深刻なものになろう。
そうした業種では、日本中が高島平や上野の山のように外人さんたちばかりになる可能性が本気モードに高くなってくる、全国津々浦々に・・・。
 

[ 2015年5月29日 ]
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