アイコン シャープ DC家電実用化成功 接客用コミュケーションロボも本格事業化へ

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元々、松下や重家電の東芝・日立・三菱などと異なりシャープや三洋電機 はチャレンジ精神旺盛な企業だった。しかし、販売力に問題があり、長年2番手グループ、シャープがイメージを変えたのは、亀山モデルに代表される液晶と空 気清浄機であろう。三洋電機はイメージを変えることなく破綻していったが、テスラモータースの蓄電池は三洋電機が取引していたもの、また、アップルの iPodの開発も当初参画し、貴重な技術を結果プレゼントしてしまった。

シャープは、 太陽光モジュールや液晶TVなどにより、市場においてブランド価値を勝ち取ったものの、日本市場の中期市場予測と世界市場を読む力に欠け、当時の大型整備 投資がこぞって負の遺産となり、現在の様となっている(家電業界共通ともいえる)。 (ソニーはトランジタダイオードラジオとウォークマンにより早くからブランド価値をつけることに成功したものの大企業病に陥り、開発の発想の殻を突き破る ことに失敗した。AIBOさえ進化させることさえしなかった。)

再建中のシャープは、太陽光パネルなど住宅に備えた発電機が生み出す直流(DC)の電気で動く「DC家電」の実用化に成功したと発表した。
 DC家電は、直流の電気を、住宅の配線を流れる交流(AC)電気に変換する必要がなく、変換時の電力ロスを抑えられる。
「次世代の省エネ家電」として注目されており、シャープは年内に、世界初のDC対応のエアコンを発売する。
 現在は送配電線から宅内のコンセントまで、すべて交流の電気が流れている。普及が進む太陽光パネルや、都市ガスなどを使って電気とお湯を作る家庭用燃料電池「エネファーム」は、発電した直流の電気を、パワーコンディショナーを通して交流に変換し、家庭内の配線に電気を送っているが、この際に5%以上の電力ロスが生じているという。また、変換用のパワーコンディショナーも必要なくなる。(蓄電池技術は進化するのみであり、当技術は有効となる)

<コミュニケーションロボットも>
また、シャープは、ホテルの運営企業などから接客ロボットの受注生産を本格的に始めると発表した。
  先般、大型リゾート施設の「ハウステンボス」が、オープンさせたロボットホテル「変なホテル」に2種類のロボットを納入している。
 全室に置かれているコミュニケーションロボット「ちゅーりーロボ」は72台、宿泊客が話しかけると目覚まし時計をセットしてくれたり、天気予報を答えてくれたりする。
 宿泊客をロビーから客室まで案内する「ポーターロボット」2台も納入した。液晶パネル工場などで使用する搬送用ロボット技術を応用して音声認識やセンサー技術を組み合わせ当ホテル用にして完成させている。

「ちゅーりーロボ」・・・ハウステンボスはオランダをイメージした大規模テーマパーク、オランダといえばチューリップ、ハウステンボスの主役は春のチューリップ、毎年チューリップ祭りが開催されている。そのイメージキャラが「ちゅーりーちゃん」
 

[ 2015年7月27日 ]
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