アイコン 旧たち吉の(株)四条富小路/特別清算

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旧たち吉の(株)四条富小路(京都市下京区四条通富小路上ル立売東町17、代表清算人:岡田高幸)は7月15日、申請処理を大川恒星弁護士(電話06-6202-3355)ほかに一任して、京都地方裁判所へ特別清算を申請した。

負債額は約28億円。

同社は1752年宝暦2年「橘屋吉兵衛」の屋号で創業した陶磁器の老舗。明治時代に「たち吉」に屋号変更。質やデザインの良さから、バブル時代の1992年3月期には約271億円の売上高を計上した。しかし、バブル崩壊、消費停滞してデフレ経済が続き、2014年3月期の売上高は46億円台まで落ち込み、経営が窮地に陥り、再生ファンドのニューホライズンキャピタルの支援の下、事業再建に取り組んできた。

その再建スキームは、過大な借入金が経営を圧迫しており、旧「たち吉」を3月31日事業分割して、ニューホライゾンが11億円を出資して新「たち吉」を設立し、新社に事業譲渡、旧「たち吉」は(株)四条富小路に社名変更して残務処理をした後に解散させるものであった。

 ニューホライズンキャピタルが、身軽になった360年以上続く「たち吉」の事業とブランドを11億円で体よく買収したもの。

[ 2015年7月21日 ]
 

 

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