アイコン 「ミドリガメ」飼育規制へ 各地で繁殖 輸入禁止へ 飼育許可制に

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環境省は、ペットとして飼われていた「ミドリガメ」と呼ばれる外来種のカメが、川や池に捨てられて繁殖し、各地で生態系を脅かしているとして、輸入や飼育の規制を視野に対策の強化に乗り出すことになった。
「ミドリガメ」と呼ばれペットとして親しまれているアメリカ原産の「ミシシッピアカミミガメ」は、大きく成長して飼えなくなったなどとして川や池に捨てられるケースが後を絶たない。

このカメが各地で繁殖し、日本固有のカメの産卵場所を奪うなど生態系に深刻な影響を及ぼしていることから、環境省はミドリガメの規制を視野に対策の強化に乗り出すことになった。
具体的には、全国でミドリガメの生息状況や流通の調査を行うほか、住民や自治体などと協力して積極的に駆除を進める体制を作るとしている。
そのうえで、現在年間10万匹に上るとされるアメリカからの輸入を禁止し、その後、飼育を許可制にするなど、5年後をめどに段階的に規制を強化することを検討する。

環境省の推計では、全国で飼育されているミドリガメは180万匹に上るとみられるということで、環境省は「一度に規制を強化すると、捨てられるカメが増えるなど逆効果になることも懸念されるので、問題の理解を広げながら対策を進めていきたい」としている。
以上、報道

 

[ 2015年7月29日 ]
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