アイコン 伊勢神宮 式年遷宮で大儲けの施設32業者 所得隠しで重加算税

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名古屋国税局は、2013年に「式年遷宮」でにぎわった伊勢神宮(三重県伊勢市)の地元の飲食店や宿泊施設など32業者が、計約2億1千万円の所得隠しを指摘していたと報道されている。 
伝票の破棄や裏帳簿を作って売り上げを除外するなどし、また、経理ミスを加えた申告漏れは計約2億8千万円に上り、追徴課税は重加算税を含め約5千万円とみられるという。

 式年遷宮には、過去最多の約1400万人の参拝客があり、地元のシンクタンク「百五経済研究所」(津市)は3500億円を超える経済効果をもたらしたと試算した。
「遷宮特需」で地元業者は潤い、所得の一部を隠した形だ。
 32業者は、伊勢神宮内宮、外宮の周辺にある飲食店や居酒屋、スナックのほか、三重県鳥羽市の観光ホテルや民宿など。

関係者によると、内宮前の飲食店は、名産の松阪牛の仕入れと売り上げの一部を除外するなど約1千万円の所得を免れ、外宮近くにある居酒屋は売り上げを少なくして、約2千万円の所得をごまかしたという。

 また、鳥羽市の飲食店は、カキや伊勢エビの料理の売上伝票を破棄して約6千万円の所得を免れ、市内の民宿では裏帳簿で経理操作をし、約1500万円の所得を圧縮したとされる。
 
こうした手口で32業者が2013年までの7年間で計約2億1千万円の所得を隠したという。計算間違いや記載漏れを含めると、申告漏れは計約2億8千万円に上った模様だ。
 隠した所得は、借入金の返済や仕入れ代金、家族名義の預金や生活費などに充てられたとみられるという。
 遷宮特需で、売り上げを例年より約3倍伸ばした業者もいた。
以上

お伊勢さんの神さんは騙せても、お上の国税庁調査官は騙せない。
 

[ 2015年8月 5日 ]
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