「コマツ印 なめ茸」の小松食品(株)(千曲市)/破産開始決定
スポンサード リンク
農産物加工食材製造の小松食品(株)(長野県千曲市内川1250、代表:小松富男)は9月1日、申請処理を大宮立弁護士(電話03-3580-0123)ほ かに一任して、長野地裁上田支部において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、川島利夫弁護士(電話0268-75-2048)が選任されて いる。
負債額は約13億円。
同社は、きのこ類などビン物の食材製造を得意とし、信州そばや釜飯なども製造し、各地に営業章を設け、スーパーなどへ拡販していた。しかし、長期消費不況の中、食の流れも変わり、きのこ類食材需要が減り、2011年9月期には12億円台の売上高を計上していたものの、2014年期には9億円台まで落ち込み、さらに今期も減少が続いていた。しかも、同社の材料は輸入農産物も多く、アベノミクスによる超円安政策で仕入コストが大幅上昇に見舞われ収益を圧迫、最近では資金繰りにも窮するになっていた。
小松食品株式会社の会社概要
|
|
社名
|
小松食品株式会社
|
本店
|
長野県千曲市大字羽尾2097
|
本社兼工場
|
長野県千曲市大字内川1250
|
営業所
|
札幌、仙台、新潟、東京、金沢、大阪、福岡
|
事業内容
|
えのき茸ビン詰め、山菜ビン詰め、そば・うどん類、釜飯の素などの製造販売
|
売上高
|
12億円(2011年9月期)
|
会社設立
|
昭和41年12月
|
創業
|
昭和42年2月
|
資本金
|
3,000万円
|
取引銀行
|
長野信用金庫戸倉支店
|
従業員
|
97名(平成23年4月1日現在)
|
姉妹会社
|
マルトミ(株)、信州なめ茸(株)
|
[ 2015年9月 3日 ]
コメントをどうぞ