アイコン インドネシア新幹線 本日発表 日中どちらに軍配か

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日中が受注合戦を繰り広げているインドネシア新幹線、インドネシア政府は2日夜、関係閣僚による会議を開き、日中どちらの計画案を採用するべきか決めたが、結論については「3日、ジョコ大統領が発表する」として明らかにしなかった。

インドネシアの首都ジャカルタと、東のバンドン間約140キロを結ぶ高速鉄道計画を巡って、日本が新幹線方式を、中国は日本の川崎重工が中国に売却した新幹線から発展させた安価な中国版新幹線をと受注合戦を繰り広げてきた。

インドネシア政府は2日夜、経済政策を担当する6つの省庁の閣僚会議を開き、日本と中国のどちらの計画案を採用するべきか、約2時間半にわたって意見を交換し、決定したという。

以上、

日中首脳が動いたインドネシア新幹線の受注合戦、これまでの情報によると、首都地下鉄などをすでに日本に発注しており、日中のバランス上、新幹線は中国が有利とされている。また、中国軍事パレードのさなか、中国への発注が決定・発表があれば、習政権の政治的なショーにもなり、成り行きが注目される。
(そこまでインドネシア首脳が頭を回転させ、3日に「中国だ」と発表したとしたら、日本も迂闊に現政権に迎合することは危険かもしれない)
インドネシア経済も中国経済も低迷している。

日本の売り・・・資金手当て、安全、快適
中国の売り・・・短縮工期、資金手当て

日本が受注に成功すれば、今や日本企業が大量にインドネシア進出を果たしており、さらに両国関係は深まるものと見られる。当然、タイのバンコク-チェンマイ間の新幹線工事の受注がほぼ確定している中、マレーシア新幹線受注へも弾みがつくことになる。また、安倍首相のトップセールスの評価は、一段と高まるものとなる。

だが、日本が負けた場合、中国経済の低迷で先行きが暗くなってきている輸出に、ハズミもなくなり、経済に遠ざかっている安倍首相への風当たりも強くなるものとみられる。

日本は、中国のインフラにつき、中国新幹線事故時の落下車両即時埋設隠し、新築橋崩壊、新旧建物崩壊、港湾や化学工場の度重なる爆発事故などをインドネシア当局に評価させていたら、こうした事故はインドネシア政権にとって命取りにもなり、少々高かろうが円借款で拠出資金も少なくて済み、「安全」「快適」「速い」の3拍子揃った日本が有利に展開しているものと見られる。しかし、こうしたネガティブキャンペーンは、日本は企業も官僚も超ヘタだ。
今の政権は、これまでの政権と異なり賄賂は通用しない清廉派だ。

[ 2015年9月 3日 ]
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