アイコン 例によって福岡・ゼネコン恐喝の工藤会関係者と建設会社関係者4人を逮捕

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福岡県警は10日、特定危険指定暴力団「工藤会」(福岡県北九州 市)系組長(昨年10月死亡)と共謀し、ゼネコンから約4300万円を脅し取ったとして、建設会社役員、上原力松(64)=同県行橋市矢留=ら4容疑者を 恐喝容疑で逮捕した。県警は少なくとも数百万円が工藤会の活動資金になったとみている。

 他に逮捕されたのは、別の会社で下請け工事をした永祥建設代表の繁永章一容疑者(53)=同市寺畔=ら。
逮捕容疑は2012年11月、行橋市発注の公共工事(落札額約4億円)を受注したゼネコンの支社幹部を脅し、約4300万円を脅し取ったとしている。組長は容疑者死亡のまま書類送検する。

県警によると、上原容疑者は「工事の対策費を払ってもらう必要がある」、「小倉(工藤会本部)がうるさいんですよ」などと脅し、繁永容疑者の会社を工事の下請けに指定。13年6月までに工事代金と「現場対策費」名目で約4300万円を受け取った。
昨年9月以降、工藤会に対する集中的な捜査を進める中で、押収した資料などから発覚したという。
県警は、4人の認否や被害を受けたゼネコンの社名を明らかにしていない。県警の千代延晃平暴力団対策部長は「ゼネコンの勇気ある申告で摘発できた」とのコメントを出した。
以上、報道

福岡県や各市では、県警から通知があれば、暴力団員とゴルフしただけでも制裁対象(無期限指名停止)としている。それも県や市へ登録もしていない業者も対象であり、全国一厳しい措置をとっている。

警察が総力を挙げた工藤会潰しに、逆に怖くなったゼネコンが、警察の要請に基づき内容を告発した可能性が高いのだろう。それはそれで勇気ある行動だ。でも心配もされる。
 当時、給食センターの工事が行われていたようだが、多くの企業に分離発注されている。

[ 2015年9月11日 ]
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