アイコン 中国の中古車市場は未成熟 新車の4割 信頼感乏しい現実

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中国メディアは、中古車を購入する中国人は少ない。統計によれば、1~7月の中国の中古 車販売台数は538万台で、新車販売数の4割ほどだった。(1~7月までの新車販売台数は1,335万台)(ちなみに日本の8月までの中古車販売登録台数 は282万台、新車販売台数は342万台、新車比は82%)

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これは、中古車販売台数が新車販売数の2.5倍である米国など、海外の中古車市場と比べると極めて低い数値となっている。
その原因について、中国人のメンツによるものとの見方があるが、現実は、中国ユーザーが中古車に対して信頼していないことが最大の原因だという。
1、走行距離メーターの改ざん操作、
2、部品さえも偽物がたくさんあり、修理した車など信用できない。
 (故障車ではなくても部品が劣悪品に取り替えられている可能性もあるという)
3、(国産車の)新車さえ信用できない
4、人と人の信頼関係(中古販売店とユーザー)がなく、中古車を購入する勇気はない。
などの見解。

20年くらい前に、日本から中国へ進出企業が、中国製のトラックを購入したところ、即刻故障。当然、無料で直してくれると思ったところ、とんでもなく、お金を出して修理したと関係者が嘆いていた。販売店によると「故障車を購入した貴方の運が悪い」として、金を出さない限り修理してくれなかったそうだ。

時代も変わっており、今ではそうしたことはないだろうが、世界中のブランド物から車両まで偽物は相変わらず氾濫しており、国民にとって、最低限、新品をディーラーから購入しない限り、安心できないのが実情のようだ。

ただ、その信用を勝ち取るため技術者を入れ努力した中古車販売会社は、市場が大きいだけに大成功するものと思われる。

[ 2015年10月20日 ]
 

 

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