アイコン 中国・広西自治区・小包爆弾17ヶ所で同時爆発 いよいよ始まったか弾圧への反発

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中国爆発中国のメディアによると、ベトナムに隣接する中国南西部の広西チワン族自治区柳州で現地時間の30日午後4時ごろ(日本時間の午後5時ごろ)、相次いで爆発があり、これまでに7人が死亡し54人がケガをしているという。
 中国版ツイッター「ウェイボー」に投稿された現場だという写真には4、5階建てとみられる建物の一部が大きく崩れている様子が写っている。

中国メディアは現地の公安当局の話として、ショッピングセンターや地元政府、それに病院など17ヶ所で小包爆弾が連続して爆発したと伝えていて、警察は地元の33歳の男を容疑者として特定、行方を追っている。
警察は、今回の事件について「テロ事件の可能性を排除する」との見方を示しているが、中国共産党による建国を記念する国慶節の大型連休を前に起きた事件だけに、今後背後関係も含め捜査を進めるものとみられる。
警察は、住民に対し小包には注意するよう呼びかけていて、中国メディアはこれまでに爆発物と疑われる60余りの小包が見つかり、警察が事件との関連を調べていると伝えている。

以上、NHK参照
これまでの中国での爆破事件

 爆破事件は、宗教弾圧で政府と対立しているウイグル地区のイスラム教徒による爆破事件が多い。
1、2014年9月には、中国西部の新疆ウイグル自治区の商店などで複数の爆発が起き、自治区の政府系ニュースサイトは、市民や警察官など合わせて10人が死亡したとして、交番や市場などを狙った組織的で悪質な爆弾テロ事件だと伝えた。
2、2014年5月新疆ウイグル自治区の中心都市ウルムチの朝市に車が突っ込み爆発物が投げつけられて、130人以上の死傷者が出たと伝えられている。
3、2013年11月には、内陸部の山西省で、中国共産党の建物の近くで相次いで爆発が起きて、1人が死亡し17人がけがをしたと伝えられた。
4、2013年9月には、広西チワン族自治区桂林市の小学校付近で9日爆発があり、2人が死亡、重体6人を含む45人が負傷した。香港の人権団体・中国人権民主化運動ニュースセンターは、男性はそれまで、国家機関に陳情を繰り返していたと伝え、爆発は「社会への復讐」である可能性が大きいとの見方を示した。
5、2013年7月には、北京国際空港で、治安要員に殴られて障害を負った男性が、爆発物を起爆させる事件があった。
以上、

広西チワン族自治区は、ベトナムと隣接しており、ベトナム戦争において北ベトナムを支援して参戦していた中国軍であるが、ベトナム戦争終結直後、中国軍がベトナムに侵攻し、ベトナム正規軍の反撃に逢い、逃げ帰るという中越戦争もあった。その中国軍の拠点があった広西区である。 
当時の中国軍の管理体制からすれば、いくらでも当時の武器や弾薬が、今でも管理外で同自治区の地下に眠っている可能性もある。(40年前の腐れ肉事件のように)

<犯人説>
1、広西チワン族自治区の住民が犯人なのか、他地区の犯人なのか今のところ、まったくの不明。
しかし、単なる不満分子ならば、17ヶ所も狙うわけがない。それ以上の数の爆弾を送り付けたり、置いたりしたとしても17個の爆弾をほぼ同時に爆発させるとは、組織的なものとしか考えられない。しかも、かなり大きな爆発となっている。
こうした爆弾騒ぎが各地で頻発すれば、中国は独裁国家ゆえに、北朝鮮のように手が付けられなくなるおそれがある。その一環として現在の言論統制=:言論弾圧が敷かれているのだが・・・。

当然、漢族対チワン族(32%、ほか12の少数民族)という構図も考えられるが、同自治区には既に6割超の漢族がおり、当然漢族が地方の行政を取り仕切っていると見られ、民族間の問題があった場合、いつものように中央政府が民族大弾圧に走る可能性もある。ウイグル族やチベット族に対する大弾圧のように。

2、また、腐敗官僚撲滅と称し、元国家主席の江沢民一派の大量粛清が、中央政府や軍上層部に限らず地方に至るまで行われており、こうした粛清に反発した動き・ヤラセの可能性も残る。

3、そのほか、タイで起きたウイグル族によると強制送還報復爆破事件に関連した動きの可能性もあるが、民族の顔かたちが違いすぎ、宗教も異なり、場所柄ほとんど考えられない。
以上、
いずれにしろ、早期に犯人をでっち上げでチョンだろう。

爆発事件があっ広西自治区は、自動車産業の誘致が盛んで、柳州には一汽GM五菱のトラック生産工場などがある。
広西チワン族自治区は、省都は南寧市、人口は約5千万人(韓国の人口とほぼ同じ)、柳州は内陸部の市。
観光地として知られる桂林も同自治区にある。
日本人は約200名。うち柳州には20名あまり。
日本の進出企業、NEC、シチズンファインデバイス(シチズン子会社)、ダイセル化学、王子製紙、丸紅、荒川化学など。

[ 2015年10月 1日 ]
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