中国の９月の輸入は前年同月比で減少し、11ヶ月連続のマイナスとこの６年間で最も長い減少局面となった。国内外で成長への逆風が一段と強まっていることが示された。
税関総署の13日の発表した９月の輸入は、人民元ベースで前年同月比▲17.7％減。８月の同▲14.3％減からマイナス幅が拡大した。
９月の輸出は同▲1.1％減。８月は▲6.1％減だった。
貿易収支は3,762億元の黒字となった。
内需が大幅に冷え込んできていることを如実に示している。また、輸出製品用の部品・部材の輸入も減少していることを意味し、今後輸出もさらに落込むものと見られる。