アイコン スーパーのカスミ子会社で架空計上および原発賠償金不正受給発覚

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東証1部上場のユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(株)傘下の スーパー(株)カスミの子会社(株)カスミトラベル(以降トラベル社)において、業績不振を隠蔽するため、平成20年度(2008年度)以降、トラベル社 の前代表取締役による架空売上高の計上及び同人による使途不明金が発生していること、この架空売上高により、結果として東京電力から、前記架空売上高に基 づき算定した原子力損害賠償金を受領していたこと、また、他1名の従業員による売上代金の着服が社内調査で判明したと発表した。

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1、カスミトラベルの架空計上額は5,618万円、
2、その結果、東京電力が被害を受けた事業所に支払う損害賠償金を本来よりも過剰に請求し、一昨年までの3年間で計9,392万円を受け取っていた。
3、また、従業員が449万円を着服していたことも判明した
としている。

同社は、
(1) 「カスミトラベル」は、全額を東京電力に返還する。
(2) 従業員による現金着服については、着服した金額を同人より返還させるとともに、懲戒解雇処分を行った。
(3) こうした不正行為の全容解明のため10月16日、公認会計士や弁護士などから構成した第3者調査委員会を設置して調べている。

今回の不正は、今年8月、トラベル社の役職員から内部通報により発覚、社内調査を進めた結果、上記不正が判明、9月14日に前社長を解任したとしている。

[ 2015年10月23日 ]
 

 

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