カプコン 第2四半期決算 増収大幅減益
同社は第2四半期までの業績について、
1、デジタルコンテンツ事業は、「戦国バサラ4 皇」(プレイステーション 4、プレイステーション 3用)が定着したブランド力により底堅い売行きを示したが、「大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-」(ニンテンドー3DSシリーズ用)は、軟調に推移した。一方、リピート販売やダウンロード版が海外を中心に健闘した。
ま た、オンラインゲームは、さまざまな遊びが自由に体験できるオープンワールドタイプの「ドラゴンズドグマオンライン」(プレイステーション 4、プレイステーション 3、パソコン用)が好調なスタートを切ったほか、モバイルコンテンツでは「モンスターハンターエクスプロア」(アンドロイド、iOS用)の配信を開始し た。
この結果、売上高は143億4百万円(前年同期比6.2%増)、営業利益15億33百万円(前年同期比▲28.7%減)となった。
2、アミューズメント施設事業は、市場停滞が続く環境のもと、中高年者を対象にゲームの無料体験ができるゲームセンターツアーやサービスデーの実施に加え、低年齢者向けに「あそび王国ぴぃかぁぶぅ」や「キッズコーナー」を設置するなど、趣向を凝らした集客展開により客層の拡大に努めた。しかしながら、目玉機種の不足やスマートフォン等、ユーザー層が重なる娯楽の分散化などにより弱含みに展開した。
当該期間は、1店舗出店するとともに、1店舗を閉鎖したので、施設数は33店舗となっている。
この結果、売上高は44億5百万円(前年同期比▲8.6%減)、営業利益3億55百万円(前年同期比▲46.2%減)となったとしている。
以上、
日本では、家庭用ゲーム機はPS4がスマホゲームに押され続け売れなくなっており、そのソフトも日本版は苦しい。
連結/百万円
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売上高
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営業利益
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率
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経常利益
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当期利益
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15/3期Q2
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25,917
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4,383
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16.9%
|
4,540
|
2,973
|
16/3期Q2
|
31,638
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2,844
|
9.0%
|
2,891
|
1,951
|
16Q2/15Q2比
|
22.1%
|
-35.1%
|
|
-36.3%
|
-34.4%
|
16/3期予想
|
76,000
|
12,000
|
15.8%
|
11,700
|
7,700
|
16期予/15期比
|
18.2%
|
13.4%
|
|
7.8%
|
16.4%
|
15/3期
|
64,277
|
10,582
|
16.5%
|
10,851
|
6,616
|
14/3期
|
102,200
|
10,299
|
10.1%
|
10,946
|
3,444
|
13/3期
|
94,075
|
10,151
|
10.8%
|
10,944
|
2,973
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