アイコン VW排ガス不正 総費用約4兆円見積もりか

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VW独誌マネジャー・マガジンは、自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が、排ガス不正問題を受けたリコールなどの費用を300億ユーロ(330億ドル/4兆円)超と見積もっていると報じた。

また同社は、違法な排ガス制御ソフトウエアを搭載した車を国内で新車に買い替える際に値引きを行う可能性がある。
DPA通信社が25日、VWとVW販売店の関係筋の話をもとに伝えた。

これによると、不正ソフトの修正だけでなくコストのかかるハードウエアの更新も必要な排気量1.6リットルのディーゼル車を買い替える場合、値引き対象となる可能性がある。値引きはドイツ国内でのみ実施される予定。ドイツで販売された排ガス不正車は約240万台に上る。
VWは一連の費用を捻出するため、コスト削減と販売回復に向けた策を検討しており、VW車オーナーに対する買い替え優遇策もその一環とみられる。
以上、

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GMがスイッチ問題で大問題となったときには、GMは買い換えを奨励するため社員価格で販売した。米国の自動車需要が成長、また中国でも販売が急成長していたことから、見事そうした破格値販売を吸収し、利益を出している。また、そうした効果もありアメリカでは販売台数を大幅に増加させていた。

VWの場合は、中国の自動車販売が低成長に突入しており、欧州経済も大幅回復には程遠く、タイミングが悪い。また、ドイツだけで買い替えの値引きを販売を行えば、欧州諸国から大クレームが発せられるものと見られる。
中国の独系自動車会社の販売台数は1~9月までの累計で前年比▲4.5%減の288万代となっている。中国でのVWはメーカーもディらーも在庫増からWで値引き販売して上記数値となっている。独系に占めるVWの販売率は約94%(2014年実績)。
同社の株価は122ユーロ前後、事件発覚前の9月17日の株価は167ユーロ、現状比較における下落幅は▲27%安となっている。価格は今のところ落ち着いている。

・288.20 19.8 -4.5

[ 2015年10月26日 ]
 

 

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