アイコン 「AIJ投資顧問」の(株)MARU(東京)/破産開始決定 負債額1313億円

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旧名AIJ投資顧問(株)の(株)MARU(東京都中央区日本橋2-2-6、代表:浅川実)は12月16日、東京地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、坂井秀行弁護士(電話03-6894-6109)が選任されている。

 負債額は、預かり年金基金約1850億円のうち1000億円超は返済不能、ほかの債権者の分を合わせ総額約1313億円。
今年8月、債権者から第3者破産申し立てを受けていた。
同社は、預かり年金資産の投資失敗で破綻状態を隠蔽、平成24年2月24日、金融庁から1カ月間の業務停止命令と業務改善命令を受け、預かり資産の運用状況などの調査を受けていた。

平成23年3月末当時、契約資産状況は、国内法人では私的年金資金が120件(1861億3300万円)、その他2件(8億9100万円)の合計122件(1870億2400万円)。海外法人では1件(230億9500万円)で、総合計は123件(2101億1900万円)となっていた。
  被害を受けた資産運用の契約先の多くは、中小企業やそれらの団体となっている。同社は中小企業や団体の資金を管理する人物や理事長・組合長らを接待漬けにして、実質破綻状態にある中、勧誘を続け、被害を拡大させていた。
 同社は、金融自由化の波に乗り、平成19年9月30日に関東財務局に登録した投資顧問会社だった。
以上、

国の年金機構も▲8兆円の投資損失を出していたが、大丈夫だろうか。

 

[ 2015年12月16日 ]
 

 

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