アイコン 台湾鴻海がシャープ丸ごと買収提案 革新機構は液晶事業分社化出資案

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シャープの経営再建を巡って、台湾の大手電子機器EMSメーカー、鴻海(ホンハイ)精密工業はシャープを買収する案など複数の提案を出したことが明らかになった。
一方、官民ファンドの産業革新機構もシャープの液晶技術を流出させないため、分社化する液晶事業に出資する方向で検討を進めていて、経営再建を巡る交渉は山場を迎えている。

シャープに対して、台湾の大手電子機器メーカー、ホンハイ精密工業は先週、会社全体を買収する案など複数の提案を出したという。
ホンハイは、シャープを買収し、液晶や家電の技術およびブランドを取り込むことで自社の競争力を向上させるねらいがあるものとみられる。
シャープと主力銀行のみずほ銀行と三菱東京UFJ銀行は、この提案が経営再建につながるか慎重に検討する見通し。

これに対して、官民ファンドの産業革新機構は、シャープの高い液晶技術が海外に流出するのを防ぐため、シャープが分社化する液晶事業に出資し、株式の過半数を取得する方向で検討を進めている。

産業革新機構は、シャープの主力銀行に対し、金融支援を求めることにしていて、近くシャープに対して、具体的な提案を出す方針。
最終的にどちらの案に基づいて経営再建を進めるのか、交渉は山場を迎えている。

革新機構がもたもたしている間に、シャープはTOBをかけられるような事態となっている。
15日のシャープの124円の株価は、16日すっ飛ぶことだろう。
鴻海グループは、中国でアップルのスマホiPhoneの組立て完成させる業務を引き受けている。中国での雇用者は80万人超、今ではインドへもソフトバンクと組み進出している。

18年からiPhoneは有機ELを使用すると発表している。すでにサムスンは自社製有機ELを一部使用している。
問題点は、歩留まりが悪く広い画面は効果になること。また画面寿命の問題も抱えているという。しかし、銭のないシャープはIGZO技術の液晶を限りなく進化させ続けている。
有機ELでは、その昔先んじていたアホなソニーはサムスンと業務提携して有機EL技術を全部持っていかれてしまった。
国の機関である科学技術振興機構が、税金を使い開発した液晶IGZO技術は、同機構が後先考えずサムスンに一番当初技術提供していた。その次にシャープに提供した。

韓国勢は、カモになる日本勢がいっぱいいることから、楽だろう。しかし、そのカモになる法人の部門はいまや韓国勢に潰されてしまいなくなった。韓国勢は自力で新天地を極めることができるだろうか。サムスンには韓国という国の命運がかかっている。

韓国の国立大学・一流私立大学含む110の大学の研究者の教授たちは、ろくに研究成果を上げられず、人が出した本を名前と表紙を変え発表するという、実に漫画チックなことを数十年にわたって行っていた。教授らは起訴されている。特に理工系の教授らの本。これでは韓国から何も新しいことは生まれてこないだろう。

台湾企業は、中国の労働力を生かし、EMSメーカーとして超大手になっている。電気・電子製品ばかりではなく、シューズも世界大手の各ブランドを一手に引き受け中国生産している企業も台湾企業だ。化け物企業が多い。

シャープ・フォックスコン
 

[ 2015年12月16日 ]
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