アイコン アリさん経営の進め/北大長谷川英祐准教授ら

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財界も否定する大学の文系廃止論を展開する政権は何をそんなに焦り、そして目指そうとしているのか。補助金も助成金もすでにカットしかかっている。高校の「現代社会」も「公共」に名称変更させる。

北海道大大学院農学研究院の長谷川英祐准教授の研究チームは16日、「アリの集団は常に全ての個体が働くより、働かないアリがいた方が長く存続できる」ことを突き止め、英科学誌電子版に発表した。
働き者のアリが疲れて休んだ時、怠け者とみられていたアリが代わりに働くためだという。
 長谷川准教授は「一見無駄な働かないアリも、集団の長期的存続には欠かせない。人間も含め、短期的効率を求めすぎると、組織が大きなダメージを受けることがある」と指摘している。
 以上、

 古き良き時代を無碍にして守銭奴国に化かしつつある日本、消費者に消費拡大・内需拡大を迫る一方で、規制緩和というロジックを多用し派遣緩和法で実質賃金を下落させている。何やってんだか。

北大の長谷川英祐准教授の研究は、
ゲノム内DNA多型、塩基配列などの分子生物学的遺伝マーカーを用い、集団内の遺伝構造や種間の系統関係などを分析し、多岐にわたる進化生物学的研究課題を研究。研究は何より面白いことがいちばんであると断言している。
最近は以下のようなことを、学生と一緒にやっている。
・はたらかない働きアリはなぜいるのか?
・疲れる集団の社会生理学(含モデル研究) 
・ヨモギヒゲナガアブラムシはなぜあんなに色が多様なのか
・コハナバチの真社会行動の意志決定因は血縁選択か集団選択か?
・ノコギリクワガタのオスの二型と左右非対称性の関係
・オスがオスを無性的に生産するウメマツアリの進化史
・グッピーのメスは連続的にオスと出会ったとき一番いいオスを選ぶか? 
・1回しか取れない回転寿司の論理
・量的遺伝形質のalleleはSingle locus alleleよりも適応的か?(モデル研究)
なんだか楽しそう。
 

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[ 2016年2月17日 ]

 

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