アイコン 岩泉町子育て支援事業 岩泉CCSグループ(代表:昭栄建設)の落札に問題が・・・

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岩手県岩泉町の子育て支援住宅整備のPFI事業(民間資金活用による社会資本整備)に絡み、町の事業者選定委員だった有識者のA氏が、落札した「岩泉CCSグループ」の提案書作成に関与していた問題で、A氏や同グループメンバーなどでつくる任意団体の「岩手県まちづくり研究協会」が、町に対しPFI方式の導入を提案、事業の公募前からA氏と落札業者グループが協力して受注に向け動いていた可能性があると18日分かったと河北新報が報じている。

岩泉町子育て支援住宅整備事業(PFI事業)
事業地:岩泉小学校グランド隣接南地
地 積:3,686.33㎡
予定価格:535,572,000円、
落札価格:461,006,510円
落札者:岩泉CCSグループ(代表:昭栄建設㈱)
結果公表:2月24日
(3社応札、価格・提案内容とも岩泉CCSグループが最高点だった)
 

岩泉町は、A氏に当PFI事業の選定委員を委託していた。
岩泉町の担当者は、「事業を企画する際にA氏とコンサル代表からPFI方式の紹介を受けて参考にした。落札グループとの関連は知らなかった」と話しているという。
当協会の会長のコンサル代表は、A氏が不在の際の代理人を務め、2月にあった町の選定委による応募グループの審査会にも立ち会っていた。
河北新報社が入手した内部資料によると、コンサル代表は、落札グループの会合にも加わり、町の事業計画のイメージなどを伝えていたという。

関係者によると、岩泉町にPFI導入を提案したのは「岩手県まちづくり研究協会」。同会は、A氏が顧問で、会長は大槌町の復興コンサルタント会社代表、副会長は落札者グループ代表企業の昭栄建設㈱(盛岡市)の社長が就いている。
同会には、同社の下請け会社など少なくとも20社が会員になっている。

A 氏とコンサル代表は、2014年から研究協会として県北部の複数の自治体を回り、民間の資金や経営手法を活用できるPFIの利点を紹介。それを受け、子育 て支援住宅の整備を検討していた岩泉町がPFI導入を決定した。A氏とコンサル代表の2人の活動資金は当研究協会の会費からだった。

 事情を知る関係者は「コンサル代表と落札グループは、復興特需後を見据え、公共事業の提案ができるノウハウと実績が欲しかったようだ」と証言する。
 コンサル代表は、河北新報の取材に対して、「団体会長は名義を貸しただけ。男性と一緒にPFIの普及活動をしていたのは事実だが、落札グループと連絡を取ったり、事業について話したりしたことはない」と話し、内部資料の内容を否定している。
 以上、河北新報と岩泉町HPほか参照
 普通だったらダメでしょう。田舎のことだから、普通の常識が通らないことも多々あり何ともいえない世の中。

 

岩泉CCS グループ
代表企業
昭栄建設㈱
盛岡市上堂
マネジメント、資金調達、設計、建設
構成企業
工藤建設㈱
岩泉町小本
建設
箱石建築工房
岩泉町中島
工事監理
泉金商事㈱
岩泉町岩泉
維持管理
㈱アート不動産
盛岡市本宮
運営
協力企業
泉金酒造㈱
岩泉町岩泉
運営
㈲早野商店
岩泉町岩泉
運営
佐々木鉄工
岩泉町岩泉
機械設備
県北緑化㈲
岩泉町岩泉
造成
畠中建築
岩泉町袰綿
建築

 

岩手県まちづくり研究協会
顧問
岩泉町に当事業でPFI事業導入を提案したA氏、かつ当PFI事業の選定委員
会長
大槌町の復興コンサルタント会社の代表
副会長
昭栄建設㈱ 社長

 

昭栄建設(株)の財務内容と業績 平成27年6月期/千円
岩手県盛岡市上堂4-11-8
流動資産
1,878,018
流動負債
1,274,432
 
 
固定負債
18,302
固定資産
483,776
自己資本
1,069,060
 
 
(資本金)
100,000
総資産
2,361,794
負債+資本
2,361,794
売上高
粗利益
経常利益
自己資本率
3,345,282
617,385
348,082
45.2%
・土木工事・建築工事業。
 

[ 2016年3月20日 ]
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