アイコン 北海道放送(HBC)元事業部長が1億円超着服 架空発注キックバック すすきの三昧か

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北海道放送(HBC)は26日、メディアビジネス局の元事業部長の男性(50)が2008年度から7年間、同社主催のゴルフ大会などで架空発注を繰り返し、約1億1500万円を着服したとして、元部長を同日付で懲戒解雇したと発表した。

HBCによると、元部長は08~14年度、発注業務を担当していたゴルフ大会「サン・クロレラ・クラシック」や「さっぽろ雪まつり」で、架空のプレハブ小屋建設や駐車場整備をイベント関連会社3社に発注し、HBCが関連会社に支払った代金をキックバックさせ着服していた。

札幌国税局の税務調査で2月に発覚し、HBCが調査していた。4月1日付で同局付マネージャーとなった元部長は社内調査に対し、着服を認めているが、使途は明らかにしていないという。

今回の不正を受け、HBCの渡辺卓社長が役員報酬20%を、常務2人が同10%をそれぞれ3ヶ月間自主返納する。
また、HBCは今後の弁済状況を踏まえ、元部長を業務上横領容疑などで告訴するか検討する。HBCは、業者選定や発注を元部長に任せ、チェック機能が不十分だった。非常に申し訳ないとしている。
以上、報道参照

内部牽制制度が形骸化し機能していないことから生じた架空発注着服事件。内部牽制制度を機能させていない経営陣の問題である。経営陣がちゃんと機能させていたら、こうした犯罪者も生じない。経営陣ができなければ、公認会計事務所に常時依頼しておくことだ。6年間も着服するなど期間が長すぎる。
キックバックしたイベント会社3社もHBCとの取引を停止させられることだろう。

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[ 2016年5月27日 ]

 

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