アイコン (株)TNDウエアハウス(東京)/民事再生 破綻したインスパイア割当増資引受け

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元 百貨店納品代行業、現不動産賃貸業の(株)TNDウエアハウス(東京都江東区木場2-17-13、代表:林功)は8月17日、申請処理を渡邊剛弁護士(電 話03-5501-7211)ほかに一任して、東京地方裁判所において、再生手続きの開始決定を受けた。監督員には、鈴木道夫弁護士(電話 03-5565-1830)が選任されている。

負債額は約31億円。

同社は昭和45年2月設立の百貨店向けの納品代行事業者、平成19年1月期には約187億円の売上高を計上していた。しかし、倉庫等の設備投資や不動産子会社による不動産投資などから借入金は大きく、金融機関の面倒見で会社分離、納品代行事業を(新)東京納品代行(株)に移管し、同社は所有不動産の賃貸事業だけを手がけていた。

しかし、同社経営者は本業と関係ない不動産投資に手を出すなど山っ気が多く、破綻したJQ上場のインスパイアー(株)に対しても、破綻前に第三者割当増資を引き受けていたことから、これらの借入金も負担となり、経営不振陥り今回の措置となった。

同社の社長では、山っ気をなくさない限り、その後民事再生しても大変だろう。

 

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[ 2016年8月24日 ]

 

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