アイコン 国連を乗り出させる 韓国・加湿器殺菌剤大量死亡事件「オキシー英本社は補償を」

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0912_11.jpgスイス・ジュネーブに本部を置く国連人権高等弁務官事務所 (OHCHR)は11日、韓国で有毒物質を含む加湿器用殺菌剤により多数の死者・被害者が発生した問題に絡み、最大の被害を出した韓国法人オキシー・レ キット・ベンキーザー(現RBコリア)の親会社になっている英国の日用品大手レキット・ベンキーザーに対し「被害者に心から謝罪し、まだ現れていない殺菌 剤の被害者への補償策を講じるように」と勧告した。

また「多くの人が、この事件を忘れないよう、永久的なモニュメントを設けるこ と」も提案した。OHCHRは同日、こうした内容を盛り込んだ特別報告者の報告書をホームページに掲載した。OHCHRは1993年に設立された国連傘下 の国際機関で、各国の人権問題を評価した報告書を国連人権理事会と国連総会に提出している。
今回の報告書は13日に始まる国連人権理事会で発表される予定。

韓国の国会では、8月開催された加湿器用殺菌剤の被害に関する聴聞会に、オキシー社側の証人28人のうち13人が欠席した。
出席したオキシー社のサフダル代表は「有毒物質の使用を決定したのは、英国本社のレキット・ベンキーザーがオキシー社を買収する前のこと」と釈明していた。
以上、

<死亡者は数十名>
死亡被害者は数十名に上るとされ、健康被害者は数百名以上になっている。
被害が大きくなったのは、健康被害が報告される中、福祉部(省)が加湿器殺菌剤の使用を自制することを国民に勧告した。しかし、オキシー社は2011年にソウル大学・湖西大学・韓国建設生活環境試験研究院(KCL)など国内の研究機関3ヶ所、米国の研究所3ヶ所などにオキシー加湿器殺菌剤の吸入毒性実験を依頼したまま、販売を継続したことによる。

<ソウル大教授がオキシー社有利の虚偽報告書作成>
加湿器殺菌剤が被害者の肺の繊維化とは関係ないという論理を提示するためだった。オキシー社は肺の繊維化の原因が粒子状物質である可能性もあるという内容の報告書を検察に出した。だが実験に参加したソウル大のチャム・ヨハン教授が銭を貰いオキシー社側に有利な研究報告書を書いた疑いで8月末、懲役3年を求刑されている。

オキシーに不利な中間結果が出たKCLの実験は、オキシー本社の要求で実験が中断された。オキシーが米国のある研究所から加湿器殺菌剤毒性を確認した報告書を受けとって最近まで隠していた情況も明るみに出ている。

当問題は2003年ころには問題視され、2010年にやっと国が動き出したものの、最近まで販売が継続されていた。韓国も日本と同じで、人命より企業優先国。

<なぜに国連が動く> 韓国はEUとFTA(自由貿易協定)締結国である
韓国が後進国ならば国連が乗り出すこともあろうが・・・、当然、裏で次期韓国大統領を、国連決議(事務総長退任後の取扱決議)を無視して狙う、世界の主要新聞社が挙って歴代最低の国連事務総長だと名指し批判する潘基文国連事務総長の影が見え隠れする。

<SKケミカルがカーペット用抗菌剤を殺菌剤として使用>
当問題はSKケミカルがカーペット用抗菌剤として開発したPHMG、オキシー社が製造・販売した加湿器殺菌剤に使用され、大量死亡事件に至っている。

当局もPHMGにつき、カーペットの抗菌剤であり、人体への影響調査をさせず、制約も加えず使用認可していた。そのため、PHMG剤が加湿器に入れる空気中の殺菌効果のある溶液として大量販売され、「子供にも安心」とした宣伝効果もあり、被害を拡大させた。

当抗菌剤は、カーペットに使用されていても、赤ちゃん等が利用するカーペットでは大きな問題が生じる可能性がある。当局が、SKケミカルに人体への影響検査を100%任せた結果だろう。

 

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[ 2016年9月12日 ]

 

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