アイコン サムスン「ノート7」米でもリコール 遅すぎた正式リコール 米で95件発火

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米消費者製品安全委員会は15日、韓国のサムスン電子が8月に発売した新型スマートフォン「ギャラクシーノート7」のリコール(回収・無償修理)を行うと発表した。
 リチウムイオンのバッテリーから火が出るなどの報告が相次いでいるためで、対象台数は米国内で約100万台に上るとしている。
同機種はサムスンの主力機種。約250万台が製造され、米国や韓国、カナダなどで販売された。これまでのところ、日本では販売されていない。
同委員会によると、サムスンは米国でバッテリーの不具合について92件の報告を受けた。うち26件は利用者がやけどを負い、55件はバッテリーから発火して車や車庫が燃えるなどした。同委員会は「速やかに使用を中止して交換してほしい」と利用者に呼びかけている。
以上、

サムスンは「ノート7」の爆発・発火問題で9月2日、出荷分250万台すべてをリコールすると発表し、販売停止に追い込まれたが、米国では正式に米消費者製品安全委員会に対してリコールを届け出ておらず、米国からも正式に届けるべきだと指摘されていた。こうした対応が同社の大混乱ぶりが見て取れるものとなっている。

サムスンはギャラクシーをiPhone より先に販売することで、iPhone7(発表9月7日、販売9月16日開始)の出鼻をくじく戦略を取り、8月19日に「ノート7」を販売開始したばかりだった。今のところ敵失・自滅。

  「ノート7」に搭載されたサムスンSDIの中国工場製の二次電池が発火しているものだが、サムスンSDIの信用も大きく毀損することになる。
スマホの製造に当たり、グループで主力部品・部材の多くを製造するサムスンにとって、1部門のこうしたミスは、全体に大きな影響を及ぼすことを今回、露呈してしまった。アップルは製造そのものを行っていない。
 

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[ 2016年9月16日 ]

 

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