アイコン 石和温泉「ホテル花京」の大和商事(株)(山梨)/民事再生申請

金融業と「ホテル花京」経営の大和商事(株)(山梨県甲府市丸の内3-16-12、代表:中込良)は10月11日、申請処理を古屋俊仁弁護士(電話055-254-3915)ほかに一任して、甲府地方裁判所へ民事再生法の適用申請し保全命令を受けた。監督員には、後藤光利弁護士(電話055-227-2828)が選任されている。

負債額は約17億円。

同社は昭和26年7月設立の金融業者、昭和61年に石和温泉郷に「ホテル花京」(山梨県笛吹市石和町川中島116)をオープンさせホテル業も併営し、以前は6億円以上の売上高収入を得ていた。

しかし、過払い金問題を抱え、インバウンド効果により「ホテル花京」の収益で処理してきたものの、金融事業の融資残も減り、インバウンド効果も一巡したことから、平成28年7月期には売上高収入が約2億9000万円まで落ち込み赤字に転落していた。同社は、金融債務8億円、一般債権者への7億円の負債などの返済目処も立たず、今回の措置となった。

民事再生申請のため、営業は継続されている。

早期に金融業とホテル業を切り離すべきだったろう。

現時点で、スポンサーが付いているかどうかなども判明していない。

 

スポンサード リンク

[ 2016年10月14日 ]

 

コメントをどうぞ

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 


PICK UP


PICK UP - 倒産

↑トップへ