アイコン 進化するiPS細胞 世界初サルの心臓筋肉iPS細胞移植成功 信州大柴祐司准教授ら

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iPS細胞は日本でこうした成果が上がれば、世界中の最先端の研究者たちが寄って集って研究を開始することから、その移植技術は一挙に開花する。当サルは新日本科学の実験用サルだろうか。

信州大学の柴祐司准教授のグループは、心筋梗塞を起こしたサルにiPS細胞から作った心臓の筋肉の細胞を移植し、症状を改善させることに世界で初めて成功したと発表した。
グループは、数年以内にヒトでの臨床試験を始める計画で、ヒトに近いサルでの成功は大きな一歩になるとしている。
グループでは、拒絶反応を起こしにくい特殊な免疫のタイプを持つサルからiPS細胞を作りだし、心臓の筋肉の細胞に変化させた。
そして、心筋梗塞を起こしたサル5匹に移植したところ、いずれのサルも拒絶反応を起こさず、移植前に比べて心臓の収縮力が改善し、血液を送り出す量も平均でおよそ8%増えたという。
その一方で、移植後、一時的に不整脈が増える現象が見られたということで、グループでは今後、こうした副作用と見られる症状を減らす研究も進めていくことにしている。
iPS細胞から作った心筋細胞を移植して、サルで心筋梗塞の症状を改善させたのは世界で初めてで、柴准教授は「ヒトに近いサルで効果が確認できたのは大きな一歩だ。不整脈の増加なども確認されたので、臨床試験を始めるうえで、さらに研究を進めていきたい」と話しているという。
以上、報道
  こうした若い先生が成果を出し、ノウハウが蓄積されれば、さらに開発技術は進む。
 

柴祐司准教授 プロフィール
バイオテクノロジー・生体医工学部門長 学術研究院 准教授(医学系)/博士(医学) 専任教員
経歴
2007年 
信州大学大学院医学系研究科修了
1998
信州大学医学部附属病院医員(研修医)
2011年 
信州大学医学部循環器内科学講座助教
2013年 
信州大学医学部循環器内科学講座講師
2014年 
信州大学先鋭領域融合研究群バイオメディカル研究所講師
2016年 
信州大学先鋭領域融合研究群バイオメディカル研究所准教授
研究分野
再生医学、幹細胞生物学、循環器内科学
研究テーマ
重症心不全に対する新たな治療法としての多能性幹細胞(ES/iPS細胞)を用いた再生医療の開発

[ 2016年10月11日 ]
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