(株)東伸工業(宮崎)/破産開始決定
土木工事の(株)東伸工業(宮崎市大塚町窪田3249-1、代表:松村博)は11月18日、宮崎地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、町元真也弁護士(電話0985-62-1788)が選任されている。
負債額は約3億円。
同社は平成3年10月設立の土木工事業者。同社は、官庁工事や民間造成工事、下請工事など受注していたが、官庁工事が減少する中、下請け工事の比重が高まり、採算性を悪化させ、資金繰りに行き詰った。
元請会社は、相手の原価などまったく考慮せず、安けりゃ発注するというスタイルが定着している。地方で下請け企業ばかりで生き残るのは難しい。
製造業の場合は、ここをこうすれば安くなると提案し、その安くなる分を双方で分かち合う仕組みになっている(最近は崩壊しているが・・・)。
(株)東伸工業の財務内容と業績 平成27年6月期/千円
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流動資産
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60,503
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流動負債
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34,442
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固定負債
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26,812
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固定資産
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78,263
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自己資本
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77,512
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(資本金)
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20,000
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総資産
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138,766
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負債+資本
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138,766
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売上高
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粗利益
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経常利益
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自己資本率
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410,722
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40,741
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2,881
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55.8%
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・土木工事業。粉飾でもしてたのかなぁ?
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[ 2016年11月29日 ]
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