(株)日浅組、日彰開発(有)(広島)/自己破産へ
解体工事・土木工事の(株)日浅組(所在地:広島県安芸郡府中町浜田本町***)と関連で解体工事業の日彰開発(有)(同所在地)の2社は10月31日事業停止、申請処理を野田隆史弁護士(電話082-227-2411)に一任して、自己破産申請の準備に入った。
負債額は(株)日浅組が約8億円、日彰開発(有)が約5千万円。
(株)日浅組は昭和43年創業の解体工事業者。ビル等の解体工事や土木・道路工事などを手がけ、建設残土や建設廃棄物の中間処理施設を持ち、大手ゼネコンからのビル解体などを主に受注し、以前は20億円以上の売上高を計上していた。
しかし、広島市の都市圏の解体工事案件が減少し続け、平成30年7月期の売上高は8億円台まで落ち、経常段階で▲77百万円の赤字を露呈、債務超過に陥り、再建を模索してきたが、資金繰りに行き詰まり今回の事態に至った。
日彰開発(有)は日浅組に連鎖した。
(株)日浅組の財務内容と業績 平成30年7月期/千円
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流動資産
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375,133
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流動負債
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397,821
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固定負債
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323,086
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固定資産
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338,226
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自己資本
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-7,548
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(資本金)
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120,000
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総資産
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713,359
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負債+資本
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713,359
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売上高
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粗利益
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経常利益
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自己資本率
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842,501
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41,432
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-77,290
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債務超過
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・、解体工事、土木工事業ほか
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[ 2019年10月31日 ]