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キノコ雲米トランプがフェイクニュース社と認定しているCNNは25日、北朝鮮の李容浩外相が9月に太平洋上空の大気圏内での水爆実験の実施を警告したことに関し、北朝鮮高官がCNNとのインタビューで、李氏の発言を「額面通り受け止めるべきだ」と述べたと報じた。

CNNによると、インタビューは、平壌市内で行われ、リ・ヨンピと名乗る高官が、CNN記者の質問に答えた。
高官は「李外相は、われらが最高指導者(金正恩)の考えを十分に承知している」とし、北朝鮮が実際に「水爆実験」に踏み切る意思があることを強調した。

この高官はまた、「米国は、軍事的選択肢に言及し、軍部隊を移動させたりもしている。あらゆる分野で制裁圧力もかけている」と指摘し、「これらが外交(的解決)につながると考えているのなら、重大な間違いだ」と語り、トランプ政権との対決姿勢を改めて鮮明にした。

高官は、さらに、北朝鮮と米国との間に外交チャンネルは存在しないと述べ、「米朝間の対話のパイプは開かれている」と繰り返し表明してきたティラーソン国務長官の見解を否定した。

一方、マティス米国防長官は25日、マニラからタイに向かう専用機の機中で記者団に対し、北朝鮮問題で「われわれは戦争に突き進むのではなく、平和的な解決を求めている」と改めて強調した。
以上、

<米海軍・西太平洋を3空母体制に>
第5空母打撃群の原子力空母ロナルド・レーガン(母港:横須賀)
第11空母打撃群原子力空母ニミッツ(母港:ワシントン州・キトサップ海軍基地)
第9空母打撃群原子力空母セオドア・ルーズベルト(母港:ノースアイランド海軍航空基地)
米軍は世界を6分割して計11の空母打撃艦隊を展開、上記3空母打撃艦隊はいずれも太平洋艦隊に所属している。

米海軍第7艦隊司令部(横須賀)は10月25日、原子力空母ニミッツを軸とする第11空母打撃群が同日に西太平洋に入ったと発表した。
原子力空母セオドア・ルーズベルトを軸とする第9空母打撃群も23日に西太平洋入りしており、朝鮮半島周辺で米韓共同訓練に参加していた第5空母打撃群の原子力空母ロナルド・レーガンとともに、西太平洋に米空母3隻が同時に展開することになる。

これとは別に、今年9月はじめには、空母機能を持つ強襲揚陸艦のワスプ(4万1千トン、F35B6機、ヘリ32機搭載/バージニア州ノーフォーク基地/米北方軍所属)を佐世保海軍基地に派遣している報道もなされている(第7艦隊のイージス艦2隻がポシャッタため代賛+αと見られる)。
ニミッツとルーズベルトは通常の警戒任務に就く。北朝鮮情勢で緊張が高まる朝鮮半島近海やグアム近海に展開するものと見られる。
なお、最新の第5世代の戦闘機、垂直離発着可能なF-35Bが米海兵隊岩国基地に10機、F-35Aが米空軍嘉手納基地に12機配属されたが、北朝鮮攻撃では共に空中給油が必要となる。ただし、空母に搭載した場合は、空中給油なしで攻撃できる。

岩国-平壌間は約800キロ
嘉手納-平壌間は約1,400キロ
グアム-平壌間は約3,400キロ、

米領グアムには長距離戦略爆撃機B-1Bなどが駐留するアンダーセン基地がある。

米トランプも北朝鮮金正恩も自らの行動と言動で、戦争への雪隠詰め状態にすでに陥っている。