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ソニーの犬型ペットロボット「aibo(アイボ)」の初回販売分が、予約開始から約30分で完売した。
ソニーは2代目の「アイボ」が12年ぶりに復活させ、昨日午後11時1分からネット予約を開始していた。販売は来年1月11日。
新「アイボ」は高度な人工知能(AI)を搭載し、持ち主を覚えて駆け寄るなどより本物の犬に近い感情表現ができるようになり、人気を集めた。

新「アイボ」は、立ったときの大きさは幅180ミリメートル、高さ293ミリメートル、奥行き305ミリメートルで重さは2.2キログラム。ネット接続してAIも活用し「飼い主」に賢く育てられるよう設計(ディープランニング搭載)。
超小型1軸・2軸アクチュエーター(関節用駆動制御装置)を自社開発し、コンパクトなボディに計22軸の自由度を持たせることで、滑らかで柔らかな身体の駆動を可能にしている。
距離画像センサーなど複数のセンサーを駆使、感情をより豊かに表現するため眼球には2枚の有機EL(OLED)を採用。約3時間の充電で約2時間稼働する。

初代「アイボ」は1999年から販売され、2005年にリストラされ生産終了、世界に15万匹いるが、すでに薬もなく、そのほとんどは火葬場に行ったようだ。しかし、「アイボ」の元開発者などがリハビリ病院を開設して施術し、まだ元気な「アイボ」もいる。

新「アイボ」の価格は21万3840円(税込)。
次回の予約受付時期は未定。

ソニーの全盛は、ウォークマンに始まり、AIBO時代、VAIO時代、PS時代だろうか。
PSはスマホにやられたが、尻軽な日本人のようにスマホに走らない欧米人にヘビーユーザーが多く、今では再起している。
TV事業も少し復活し、大型プレミアムTV市場では現在世界ナンバー1になっている。しかし、そのディスプレーの有機ILはLDから調達している。有機ELディスプレーの商業生産に成功させたのはソニーだったが、昔の面影はない。ただ、各種カメラに使用するC-MOSセンサーは需要旺盛で、さらに今後、自動運転車向けに拡大していく。この分野も桁違いの巨額利益を出し続けるサムスン電子が、巨額投資すると発表している。
韓国勢は日本勢に対する後出しジャンケンで100戦100勝状態。その韓国勢に対して後出しジャンケンを仕掛けているのが国家支援の中国勢という構図だろうか。

SONYには、aiboに世界中でワンワンワンと鳴かせて欲しいものだ。