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不動産経済研究所の2018年上半期の近畿圏のマンション動向によると、
Ⅰ、前年同期比 3.1%増の9,087戸。
大阪府下、神戸市部、奈良県、滋賀県が増加。
Ⅱ、価格は3,763万円(1.5%アップ)、m2単価64.5万円(3.7%アップ)。
Ⅲ、下半期は約9,000戸。タワー・大規模の発売開始がキーポイント。

1、2018年上半期(1~6月)の新規販売戸数は9,087戸。対前年同期(8,815戸)比3.1%(272戸)増。

2、上半期の地域別発売戸数は、
大阪市部 3,861戸(前年同期 4,444戸)、
大阪府下 2,092戸(同 1,718戸)、
神戸市部 1,568戸(同 707戸)、
兵庫県下 630戸(同 680戸)、
京都市部 485戸(同 751戸)、
京都府下 64戸(同 149戸)、
奈良県 152戸(同 130戸)、
滋賀県 213戸(同 139戸)、
和歌山県 22戸(同 97戸)。

3、前年同期実績に対する地域別販売戸数の増減率は、
大阪市部▲13.1%減、
大阪府下 21.8%増、
神戸市部 121.8%増、
兵庫県下▲7.4%減、
京都市部▲35.4%減、
京都府下▲57.0%減、
奈良県 16.9%増、
滋賀県 53.2%増、
和歌山県▲77.3%減となっている。

4、上半期の1戸当たりの平均価格、m2単価は3,763万円、64.5万円。
  前年同期は3,709万円、62.2万円であったことから、前年同期比総額では54万円(1.5%)のアップ、m2単価では2.3万円(3.7%)のアップしている。

5、上半期の地域別平均価格、m2単価(各増減率)は以下の通り。
大阪市部 3,456万円、72.7万円(前年同期比 2.0%上昇、2.7%上昇)、
大阪府下 4,137万円、56.3万円(同 6.1%上昇、7.6%上昇)、
神戸市部 3,446万円、70.4万円(同▲5.4%下落、20.5%上昇)、
兵庫県下 4,925万円、63.1万円(同 5.5%上昇、2.8%上昇)、
京都市部 4,060万円、59.2万円(同▲6.2%下落、▲8.8%下落)、
京都府下 4,978万円、64.4万円(同 24.9%上昇、19.5%上昇)、
奈良県 3,876万円、50.3万円(同 3.1%上昇、4.4%上昇)、
滋賀県 3,474万円、47.0万円(同▲7.9%下落、▲4.3%下落)、
和歌山県 3,464万円、43.2万円(同 1.0%上昇、▲5.1%下落)。
・神戸市部は都市型コンパクトの供給増により単価は大幅上昇。

6、1~6月の平均月間契約率は74.1%で、前年同期の76.9%に比べて▲2.8ポイントダウン。

7、1~6月の総契約戸数(2017年末の継続販売戸数を含む)は9,328戸で前年同期実績の総契約戸数9,425戸を97戸(▲1.0%)下回っている。

8、継続販売戸数は2,298戸、’17年6月末(2,172戸)比126戸増。

9、下半期の発売見込みは、約9,000戸で前年同期(10,745戸)比▲16.2%減。

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