米疾病対策センター(CDC)は21日、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から政府チャーター機で米国に退避させた米国人約325人のうち、18人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。
CDC幹部は、船内は感染リスクが高かったとして、退避した人の中からさらに感染者が増える可能性があると述べた。
日本を17日に出発する直前に、ウイルス検査で14人が陽性反応を示していたが、このうち10人はまだ米側での確定結果が出ておらず、18人には含まれていないという。
(日本での判明者14人のうち4人と新たな14人とで18人となり、帰国者からは残り10人も日本で陽性反応が出た人。チャーター機帰国者のこれまでの感染者は最大28人となり、搭乗した日本での判明者14人を差し引けば米国で検査した新たな感染者は14人となる)日本から陰性判断もしくは未検査者で17日に帰国した311人(当日判明者14人除く)に対する感染者は14人となり、4.5%の感染確率となる。