アメリカでも渡航制限措置がとられ、カルフォルニア州では外出禁止令まで出ているほど急激に感染者が増加、1週間前の3月13日の2,177人から20日には14,250人と1週間で7倍の増加を記録している。
これまでに死者も、ワシントン州で74人、NY州で38人、カルフォルニア州で18人など150人が亡くなっている。
米国では新コロナによる経済不安から、トランプ政権は超大型の100兆円の対策を行うとしている。
また米国は19日、株価暴落、為替安が生じた韓国などを念頭に為替問題がありそうな同盟国(韓国・オーストラリア・ブラジル・メキシコ・シンガポール・スウェーデン中央銀行とは600億ドル、デンマーク・ノルウェー・ニュージーランド中央銀行とは300億ドル)と通貨スワップ協定を締結してひとまず動揺を鎮めた。
ただ、欧州ではまだまだ猛威を振るっており、米国での感染拡大により、サプライチェーンがすでに崩壊状態にあり、経済恐慌さえ懸念されている。
また、イスラム世界ではモスクによる集団感染が見られ、マレーシアを基点にシンガポールやブルネイ、独自にインドネシアやパキスタンでも急増している。