(株)朋栄国際商事 ネットビジネスで悪質所得隠し5億円
衣料品輸入代行の(株)朋栄国際商事(現 千葉県富里市、元 東京都江戸川区西小岩1-27-13-703)が、借名口座を使うなどして法人所得を申告せず、東京国税局から、2009年11月期までの4年間で約5億円の所得隠しを指摘されたことがわかった。
重加算税を含む追徴税額は約2億円。
同社は、国内の衣料品販売会社から注文を受け、韓国や中国で製造された衣料品を輸入する際の手続代行を業とし、販売会社から手数料などの報酬を得ていたが、これまで全く申告していなかった。
報酬の手数料収入は、同社名義の口座ではなく、別の法人名義や個人名義の借名口座で入金させ受け取り、意図的に申告を免れていた。
ネットビジネスなど店舗のない業種を中心に「無申告法人」が目立ってきており、国税当局は、税務署に専門職員を配置するなど、調査を強化している。
[ 2012年1月14日 ]
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