アイコン 建設現場の監督さんへ  168現場の半数で違反判明

工事看板山口労働局が去年12月、168ヶ所の工事現場について事故防止に必要な対策がとられているかどうか調べたところ、半数の現場で何らかの違反があったことがわかった。
全体の50.6%にあたる85ヶ所の工事現場で違反があり、工事を担当する業者に対してすぐに是正するよう勧告を出すとともに、このうち、ただちに対策が必要な15ヶ所の現場については是正勧告よりも強い作業停止や立入禁止の命令も出したという。

違反の内容別では

▽足場の整備など転落防止の対策が取られていなかった現場が28か所で最も多い。
▽建設機器の安全装置の不備が8か所
▽高所作業のリフトやはしごなどの不備が8か所
山口県内では去年1年間に建設現場の事故による死傷者が228人にのぼり、前の年の同じ時期と比べて19人、率にして16.3%増加している。
山口労働局では「建設現場の事故が増加傾向にあり、安全管理を徹底するよう業者への指導監督を強めていきたい」と話している。

九州の指名停止(国交省)で一番多いのは、事故に起因した指名停止であり、現場監督さんは人の命を預かっており、安全第一を願いたいものである。
官庁があまりに工事予算を削れば、安全面が疎かになるのは必然、適正価格をお願いしたい。

[ 2012年2月15日 ]
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