アイコン 12月の住宅着工件数 ▲7.3%の大幅減  年換算78万3千戸  

平成23年(1~12月)の住宅着工件数は、83万4,117戸と2年連続増加
○平成23年の新設住宅着工戸数は 前年比2.6%増の83万4,117戸と2年連続して増加したが、微増に留まっている。

<12月は>
12月の住宅着工は、注文住宅、貸家、分譲住宅ともに減少したため、全体で減少となった。
1.総戸数
○新設住宅着工戸数は69,069戸。
・前年同月比 7.3%減  4ヶ月連続の減少。
○新設住宅着工床面積は 6,135千㎡。
・前年同月比 7.3%減、4ヶ月連続の減少。
○季節調整済年率換算値では 78万3千戸。

2.着工種別戸数
①持家(=注文住宅)
○持家は 24,496戸(前年同月比 8.8%減, 4ヶ月連続の減少)
・民間資金による持家は 20,892戸(同 5.7%減,4ヶ月連続の減少)
・公的資金による持家は 3,604戸(同 23.7%減,4ヶ月連続の減少)
民間資金による持家が減少し, 公的資金による持家も減少したため,持家全体で減少となった。

②貸家(=貸家・アパート・賃貸マンション)
○貸家は 24,680戸(前年同月比 9.0%減, 4ヶ月連続の減少)
・民間資金による貸家は 22,433戸(同 5.1%減, 4ヶ月連続の減少)
・公的資金による貸家は 2,247戸(同 35.4%減, 4ヶ月連続の減少)
民間資金による貸家が減少し, 公的資金による貸家も減少したため, 貸家全体で減少となった。

③分譲住宅(=分譲マンション・戸建分譲)
○分譲住宅は 19,523戸(前年同月比 2.2%減, 3ヶ月ぶりの減少)
・分譲マンションは 9,182戸(同 5.6%減, 3ヶ月ぶりの減少)
・一戸建分譲住宅は 10,261戸(同 0.8%増, 2ヶ月連続の増加)
一戸建分譲住宅は増加したが, 分譲マンションが減少したため, 分譲住宅全体で減少となった。

3.地域別戸数
○首都圏 総戸数(前年同月比 ▲12.5%減)
持家(同 ▲14.1%減),貸家(同 ▲11.3%減),
分譲住宅(同 ▲12.3%減)
うち分譲マンション(同 ▲22.0%減),うち一戸建分譲住宅(同 ▲0.5%減)
○中部圏 総戸数(前年同月比 ▲12.0%減)
持家(同 11.6%減),貸家(同 ▲11.4%減),
分譲住宅(同 10.7%減)
うち分譲マンション(同 ▲44.4%減),うち一戸建分譲住宅(同 2.1%増)
○近畿圏 総戸数(前年同月比 ▲3.0%減)
持家(同 ▲10.3%減),貸家(同 ▲9.5%減),
分譲住宅(同 4.6%増)
うち分譲マンション(同 13.2%増),うち一戸建分譲住宅(同▲4.2%減)
○その他地域 総戸数(前年同月比 ▲2.5%減)
持家(同 ▲4.9%減),貸家(同 ▲6.2%減),
分譲住宅(同 31.6%増)
うち分譲マンション(同 83.4%増の大幅増),うち一戸建分譲住宅(同 8.9%増)
4.その他
○建築工法別
・プレハブは, 11,096戸(前年同月比 ▲5.0%減, 4ヶ月連続の減少)
・ツーバイフォーは, 9,285戸(前年同月比 ▲8.7%減, 4ヶ月連続の減少)

 

[ 2012年1月31日 ]
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