三光汽船(株)再び実質破綻か/事業再生のADR申請へ
昭和60年8月5,200億円の負債を抱え、会社更生法を申請して戦後最大の経営破綻となった海運会社の三光汽船(株)(東京都千代田区内幸町二丁目2番 3号、代表:松井毅)は3月9日、今度は、負債額約1,000億円を抱え、事業再生ADRを第三者機関に申請するための調整に入ったことが判明した。(平 成10年に更生手続きは終了している)
同社は、世界的な不況による海運市況の悪化から、経営不振に陥っており、重たく圧し掛かる金融機関からの借入金を、軽減する必要に迫られている。
しかし、会社更生法を申請したときのような天下国家を納めるくらいの河本さんは今はおらず、金融機関の足並みが揃うか、紆余曲折も予想される。
<平成23年3月期>
資本金:118億8270万円
年 商:1,247億88百万円
負債額:1,081億円(連結ベース)
従業員:165名(陸上113名、海上52名)
運行船舶:195隻 1,285万重量屯
一度あることは二度あり、三度ある。
[ 2012年3月10日 ]
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