トヨタ/第一四半期 急回復 今年生産計画1000万台超へ
トヨタ自動車は、今年1年間のグループ全体の生産計画を1000万台を超える規模とする方針を固めた。
トヨタは、ダイハツ工業と日野自動車を含むグループ全体で今年1年間、世界で生産する車の台数について去年の785万台余りを2百数十万台(27.3%増)上回る1,000万台余りとする方針を固めた。
昨年春には、東大日本におけるサプライチェーンの寸断、秋にはタイの大洪水で再びサプライチェーン寸断の影響から、大幅に生産が落ち込んだものの、今年前半から高水準の生産が続いたこと、北米や新興国を中心に好調な販売が続いていること、また今年から中国やブラジルなどで新たな工場が稼働することが大幅な生産増加の要因としている。
トヨタがグループ全体の世界生産台数を、1,000万台を超える規模とするのは初めてで、リーマンショック以前の水準を上回ることになる。
トヨタは、計画通りに進んだ場合、震災や円高の影響で大幅に落ち込んだ業績が今後、急速に回復すると見込まれる。
なお、08年3月期の売上高は過去最高の26兆2892億円であった。(現在は、安値攻勢をかける韓国勢の台頭や不況から一台あたりの販売単価がメチャ下がっている)
連結/百万円
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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12年3月期第1四半期
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3,441,050
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-107,963
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-80,531
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1,160
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13年3月期第1四半期
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5,501,573
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353,143
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415,203
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290,347
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前年同期比
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159.9%
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13年3月期通期予想
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22,000,000
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1,000,000
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1,160,000
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760,000
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12年3月期実績
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18,583,653
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355,627
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432,873
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283,559
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11年3月期実績
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18,993,688
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468,279
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563,290
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408,183
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10年3月期実績
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18,950,973
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147,516
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291,468
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209,456
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今期予想/前期比
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118.4%
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281.2%
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268.0%
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268.0%
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