福岡市職員 保険還付金着服800万円 逮捕 パチンコ代に使いました
福岡県警は、福岡市の職員の福嶋容疑者(33)が、国民健康保険料などの還付金100万円あまりを着服したとして、業務上横領の疑いで逮捕した。
福嶋職員は、東区役所の保険年金課に勤務していた平成21年から一昨年にかけ、国民健康保険と後期高齢者医療制度の保険料の還付金100万円あまりを着服したとして、業務上横領の疑いがもたれている。
福嶋容疑者は容疑を認め「パチンコでつくった借金の返済にあてました」などと供述しているという。
福岡市の調査では、福嶋容疑者は、4年間に約150人分、800万円の還付金を着服していたことがわかっているという。
福嶋容疑者は平成24年5月事件の発覚を受け、同年6月懲戒免職となっている。福岡市は、被害届を警察に提出して、警察が捜査に当たっていたもの。
今回の着服事件は、単に福岡市にチェック機能がなかったか、まったく機能していなかったことに起因している。福岡市が、同じ仕事を同一地区で長年行わせ、チェックも怠るなど、金融機関でもやらないことをやらせていることにも原因がある。
逆に言えば、チェック機能が機能していれば、こんな犯罪者を生まないか、被害額が僅少であったことになる。
[ 2013年8月29日 ]
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