アイコン (株)グランディア/所得隠し24億円

東京・銀座などにビルを所有している不動産会社(株)グランディア(東京都千代田区内幸町1丁目1-7)とグループ約10社が、東京国税局の税務調査で、2012年までの4年間に約19億円の所得隠しを指摘されていた。

不動産購入者に対して、購入額の一部を実体のない香港の法人の口座に振り込ませて除外するなどしており、悪質な仮装隠蔽を認定された。
経理ミスなどを含めた申告漏れの総額は約24億円。過去の赤字分と相殺され、重加算税を含めた追徴税額は約5千万円だった。グランディアは1986年設立。

悪質な所得隠しを行い、お咎めがなければ、こうした脱税は頻繁に起こる。それも重加算税であっても過去の赤字と相殺できる規定は、企業にとって痛くもかゆくもない巨額脱税でしかない。悪質の場合は、相殺規定をはずすべきだ。
 

[ 2013年10月25日 ]
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