山下医療器械/14日(本日)遅延の第2四半期の決算発表 不正経理
同社は1月8日、過去の決算において、不正計上があったとして、第2四半期の決算発表を2月14日までの遅延申請を承認されている。
当不正計上は、昨年12月26日に情報開示し、調査委員会を発足させ、調査する旨公表していたが、その後、調査委員会からの不正計上の知勇間報告も含め調査報告がまったくなされず(=公表されず)、第2四半期の提出期限である本日(2月14日)に至っている。
こうして見ていると、調査委員会の能力も、経理担当の能力も限られたものであるようだ。
当然、本日、不正計上問題も含め、リリースされるものと思われる。
(同社に関し、当JC-NETへのアクセスが急増しているため掲載した。)
平成25年12月26日に同社より公表された分
1.不正行為の発覚した経緯
平成25年11月、顧客である医療機関から、医療機関の所有する医療機器の保守点検作業に関して当社の従業員が作成した報告書に関する確認があり、報告書の内容に関して疑義があったため、社内調査チームを設置し調査を実施してまいりました。その結果、当該医療機関を担当する事業所の従業員による報告書の偽造、および過大な売上計上の事実を確認いたしました。
2.不正行為の概要
当社従業員は、当該医療機関が所有する医療機器の保守点検作業を行う際、虚偽の報告を行い、その報告に基づき過大な売上計上を6年以上前から繰り返していたことが社内調査の結果判明し、不正行為を行っていた従業員もこれを認めました。なお、現時点において、横領あるいは第三者への利益供与等の事実は確認されておりません。
3.業績への影響
本件不正行為に関しては、社内調査チームにより現在も調査中でありますが、現時点では過大な売上計上額は約1億6千万円であると推定しております。調査の結果、新たな事実が判明した場合は速やかにご報告いたします。
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