アイコン みずほ銀行/10億円騙し取られる 破産した協立測量に

警視庁は3日、みずほ銀行が、融資先の協立測量に、貸付要件の契約金額を大幅に水増しした書類を提出され、事業資金の名目で4億5000万円を融資させてだまし取られた事件で、協立測量の元経営者やみずほ銀行の元行員ら5人を詐欺容疑で逮捕した。
協立測量は10億円を超える融資をだまし取っていたとみて捜査している。
逮捕されたのは、東京都杉並区にあった測量会社「協立測量」の実質的な経営者だった阿部善宏容疑者(55)や役員の丸峰順市容疑者(57、みずほ銀行元行員)ら5人。

阿部容疑者らは2009年、取引先から道路の測量の業務を受注したが、契約金額を20倍に水増しした嘘の書類を、みずほ銀行の荻窪支店に提出し、事業資金の名目で4億5000万円を融資させ、騙し取ったとして、詐欺の容疑が持たれている。

丸峰容疑者は荻窪支店に勤めたあと、この会社に再就職しており、銀行に提出する書類の偽造を指南していたという。

<自己破産内容>
道路・河川の測量設計および土木コンサルの協立測量(株)(東京都杉並区上荻1-15-1、代表:海老原秀行ほか1名)は2013年12月26日、東京地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、北川秀二弁護士(東京都千代田区平河町1-2-2、電話03-3239-7175)が選任されている。
負債額は約16億円。
破綻事由:東日本大震災後の業務の受注が遅延したりして売り上げ不振とされていた。

[ 2015年6月 3日 ]
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