川崎病に類似した症例が米国や欧州で発生していると昨年何回も海外で報道されていたにもかかわらず、また、そうした症例が日本にもあったにもかかわらず「日本小児科学会」は、国民に「過度な心配」をさせないため、これまで発表してこなかった。子供の重症化率や致死率が極めて低いことがわかった今頃になってやっと発表している。
報道によると、
新型コロナウイルスに関連して、全身の血管に炎症が起きる「川崎病」のような症状が出た子どもが国内で複数、報告されていたことがわかった。
いずれも回復しているということで、日本小児科学会などでは「過度の心配は必要ないものの子どもが感染した場合などは、数週間は注意してほしい」と呼びかけている。
これは「日本小児科学会」が学会のウェブサイトに「日本川崎病学会」と共同の文書を掲載して明らかにした。
それによると、これまでに数は少ないものの国内で新型コロナウイルスに関連して「川崎病」に似た症状などが出た子どもが複数、報告されているという。
これらの症例は、類似はしているものの川崎病とは違い欧米で新型コロナウイルスが広がったあとに相次いで報告された「小児多系統炎症性症候群」とみられ、下痢や発熱、それに発疹などの症状が特徴だという。いずれも治療によって回復したという。
学会の関係者などによると、症状が出た子どもは新型コロナウイルスに感染していたか、濃厚接触者だったとみられるということで、学会で詳しく調べているという。
2つの学会では、過度な心配は不要だとしたうえで、子どもが新型コロナウイルスに感染した場合や家族などに感染者がいる場合は、数週間は子どもの下痢や発熱、発疹などの症状に注意してほしいと呼びかけている。
以上、
日本はどうしてこうしたことを欧米のように随時発表しないのだろうか。その隠蔽体質は官僚組織全体に広がり関係団体にも浸透してきており恐ろしくなってくる。
学会は学会員には学会を通じてしか発表するなとかん口令でも発しているようだ。学会は何のためにあるのだろうか。