北海道に拠点をおく、マルカワ食品(株)が民事再生申請したことが判明した。
負債総額は約10億円。
以下要約。
北海道に拠点をおく、マルカワ食品(株)が民事再生申請したことが判明した。
負債総額は約10億円。
以下要約。
経営破綻 要約版 JC-NET版 |
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1 |
破綻企業名 |
マルカワ食品(株) |
2 |
本社地 |
北海道札幌市清田区平岡2条1-1-1 |
3 |
代表 |
川面邦治 |
4 |
創業 |
1928年 |
5 |
設立 |
1952年6月. |
6 |
資本金 |
4000万円 |
7 |
業種 |
豆腐製造業 |
8 |
売上高 |
2016年6月期、約25億円 |
9 |
破綻 |
2022年6月1日. |
民事再生法の適用申請 |
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10 |
申請代理人 |
水野靖史弁護士(フェアネス法律事務所)ほか |
電話:03-3500-5330 |
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11 |
監督員 |
未定 |
電話: |
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12 |
裁判所 |
札幌地方裁判所 |
13 |
負債額 |
約10億円 |
14 |
破綻理由 |
同社は豆腐、油揚げ、こんにゃく、しらたきなどの製造会社。業暦も古く、ブランド力もあり、大手スーパーなどに卸して業績を積んできた。しかし、今般の新コロナ事態では、経済回復により豆腐原料の大豆価格がハゲタカの投機により先物市場で高騰、さらにウクライナ侵攻によるロシア制裁により暴騰、一方、消費不況によりスーパーは値上げできず、同社は原材料高を卸価格に転嫁できず、採算性を大幅に悪化させていた。同社は過去の設備投資に伴う、借入金も大きく、負担となっており、抜本的に財務体質を改善して、再建を図るため、今回の民事再生の申請となった。 なお、同社は民事再生申請であり、事業は継続して行われている。
大豆の国際先物価格は19/12月は914.5ドル、21/4月は1403.0ドル、22/5月1日は1,652.0ドルまで上昇しているが、海運・物流費用も上昇、おまけに円安、老体の鈴木財務大臣と日銀黒田総裁は円安は景気に良い結果をもたらすと20年前の貿易立国時代と錯視した発言をなし、昨年5月比で円安だけでも15%以上の値上げを見ている。為替は6月1日17時45分現在1ドル129.45円付近で動いている(昨年5月31日は109.66円)。 |