鳥取に拠点をおく、(株)ジーピーシー研究所が自己破産申請したことが判明した。
負債総額は約1億円。
以下要約。
鳥取に拠点をおく、(株)ジーピーシー研究所が自己破産申請したことが判明した。
負債総額は約1億円。
以下要約。
倒産要約版 JC-NET版 |
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1 |
破綻企業名 |
(株)ジーピーシー研究所 |
2 |
本社地 |
鳥取県米子市西町86 とっとりバイオフロンティア内 |
3 |
代表 |
西田直史 |
4 |
設立 |
2012年3月. |
5 |
資本金 |
3410万円 |
6 |
業種 |
光イメージング技術や染色体工学技術を活用した研究ツールの開発および受託研究 |
7 |
売上高 |
2019年5月期、約0.4億円 |
2021年5月期、約0.2億円 |
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8 |
破綻 |
2022年6月30日. |
自己破産申請 |
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9 |
申請代理人 |
吉崎猛弁護士(東京桜橋法律事務所)ほか |
電話:03-6278-7141 |
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10 |
裁判所 |
鳥取地裁米子支部 |
11 |
負債額 |
約1億円 |
12 |
破綻理由 |
同社は鳥取大学発の研究ベンチャー企業、光イメージング技術および染色体技術を活用した研究ツールの開発・受託研究などを手がけていた。しかし、受注して売上が立つまでの研究期間もかかり、また材料等の在庫負担も重たく、資金繰りに窮し今回の事態に至った。
こうした企業は、実際、儲からなければ淘汰される。淘汰されないように企業にとって市場も含め魅力的な内容でなければならず、長期的なスポンサーも必要となる。結果的に政府が軍事研究以外研究機関や大学の研究予算を絞り続けており、こうした研究テーマを企業化するのは難しい世の中になっている。最初から海外へ出たほうがよかったのかもしれない。日本はITにしろ、科学研究にしろ、クラスター化が希薄でバラバラ研究しており、世界のスピードには付いていけない。 |