アイコン (株)シナジアパワー(東京)/破産開始決定 倒産要約版

Posted:[ 2022年12月 5日 ]

東北電力と東京瓦斯が共同出資の新電力会社、(株)シナジアパワー(所在地:東京都台東区北上野1-9-12、代表:会田喜之氏ほか)は12月1日、東京地裁において破産手続き開始決定を受けた。

負債総額は約183億円。

以下要約。

 



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倒産要約版 JC-NET版

1

破綻企業名

(株)シナジアパワー

2

本社地

東京都台東区北上野1912

3

代表

会田喜之

4

設立

2015年10月.

5

資本金

4億9500万円

6

業種

新電力

7

売上高

2020年3月期:約200億円

2022年3月期、約190億円

赤字約28億円、債務超過額約51億円

8

親会社

東北電力

東京瓦斯

9

破綻

2022年12月1日.

 破産手続きの開始決定

9

破産管財人

富永浩明弁護士(富永浩明法律事務所)

コールセンター:0120-583-017

10

裁判所

東京地方裁判所

11

負債額

約182億円

12

破綻理由

同社は東北電力と東京瓦斯が共同出資した新電力会社。電力需給逼迫で電力価格が高騰し、逆ザヤから2022年3月には▲約28億円の赤字を計上するなど、累積赤字が56億円以上に達し、東北電力や東京瓦斯はこれ以上支援せず、今回の事態に至った。

すでに契約者の電力会社への切り替えは終えている。

 

国は電力の自由化を進め、その後、竹の子のように新電力会社が設立された。国は法施行に当たり、逆ザヤが生じる可能性をまったく考慮せず施行したため、電力需給逼迫で今回の需給逼迫で新電力会社のほとんどが破綻している。

電力会社=電力発電会社が談合すれば、こうした事態はいつでも生じるものでもあった。

これを機に国や電力会社は、電力需給の逼迫状態を意図して生じさせ続け、電力不足を煽ることで原発規制庁を無力化し、原発再稼動の早期実現にシフトしているもの。

電力会社は燃料コスト高に見舞われており、電力価格は公共料金で価格設定は自由にならず巨額赤字を抑えるため、発電量を調整するしかない事情も別途ある。

電力会社の国家政策の電力自由化に対する反乱かなぁ。

一方で、政治家のトップが良い子ぶりっ子ぶりを売るため環境問題では、欧州勢に迎合し、国家が衰退する中で、言いなりになりすぎている面も強すぎる。

これまでの実績や風力発電に向かない国土問題もあるが、言いなりになり喧嘩しようともしない。気象環境の変化で今年は北海の風力発電が低迷、欧州の実態は火力発電を急拡大させている現実もある。

そうした欧州勢は中国様のフロンガス大量生産問題や世界最大の生産国でも足りず輸入し続け、世界最大の石炭消費量国で、それも拡大し続ける煙霧大魔神の中国様に対する批判には一切言及しない。ちょっと述べただけで中国様から猛批判され、投資しないぞと脅される関係。環境問題リーダー国のドイツが中国様に何も言及しないのは、中国様の自国への大規模港湾投資と港湾利用という投資にある。

 

 


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