続報。不動産業の（株）フロンティア（所在地：静岡市葵区北安東1丁目＊＊＊　）は1月19日付、静岡地裁において破産手続きの開始決定を受けました。

官報より参照。

申請時の負債総額は約９億円。

同社は不動産の売買業、仲介業者。特に関東圏でソーラー発電所の用地の仲介や販売を得意としていた。しかし、太陽光発電力の買取価格の低下から、ソーラー発電所建設のブームが終焉、また。今般の新コロナ事態で販売用不動産の販売が低迷していた。同社は販売用不動産を借入金で調達していたため、借入負担が大きく、資金繰りにも窮し、今回の事態に至った。

破産管財人には、山本正幸弁護士が選任されているとのこと。

財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年4月12日午前10時30分。

事件番号は令和5年（フ）第1号となっています。

既報記事
（株）フロンティア（静岡）／自己破産申請　倒産要約版